雑談 ~ドイツ語学習をめぐって~

ご存知の通りドイツ語を習得しています。きっかけはやはり、色々と「難しい」と言われたので興味がそそられたことです。言語好きな私にとってはどちらも挑戦してみたいものですが、やはり最初は圧倒されました。前にもフランス語やイタリヤ語などのヨーロッパ言語にも馴染みがあるつもりだったけど、ドイツ語とは断然違った。特に、「格」という概念が初心者からすれば最大の難関とも言えましょう。この名詞はこの文では主語、あるいは間接述語や直接述語とやらで格が変わり、一つのものだけが変わるというのに文全体を書き直さなければならない。個人的な見解に過ぎませんが、やはり形式を重視する言語なので規則さえ忠実に守れば何となく難易度も下がる。はずだが、全くそういうことではありません。文法という山を乗り越えた先には、更なる「語彙の海」に沈むことになった。例を幾つか挙げましょう。

Gebrauch
この単語に、brauchenという「要る」という部分があるので「需要」という意味かなって考えたけど、全く関連のない「習慣」という意味でした(これはテストに出された時で間違ったことに因んで覚えた)(汗)

Bedürfnis
Dürfen(許す)という部分で「許可」かなって・・・「需要」を意味する言葉だった。

他にも、Giftなど英語の影響で誤解を招きやすい例を挙げれば数え切れないほどあるのですが、今の私のレベル(B1資格を獲得したが実際不明)では主にこういう言葉ではなくてドイツ語固有の言葉と苦戦しています。例を挙げてみれば、

Einfallen
Ausfallen
Auffallen
Gefallen

など、fallen(落ちる)が元になる動詞に幾つかも接頭辞を付ける事でできた言葉。いちいち意味が違っていて接頭辞だけを見ても全然関連性がない。使い方もちぐはぐで・・・かと言って、母語である中国語により多くこういう現象が存在するのではないかって逆に考えてみると確かにそうなんだが・・・日本語を勉強した時よりずっと紛らわしくて、ていうか日本語は本当に何の苦労もなく自然の流れで身につけたねと感想の一言。

どう頑張ってもレベル上がらないなあこのままじゃ永遠に上級者にはなれないなあってやばい発想がいっぱい頭の中に回ってて・・・でも結局、頑張るしかないみたいね。愚痴はここで終わります。いちいち読んでくれた人にごめんなさい。

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